自社でHPを作っている中小企業や個人事業主にあるあるの、基本を失敗しているパターンと、こうしたら良くなるんじゃない?っていう提案


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あまりweb制作系の話はしないでおくつもりだけど、「一言、言わせてくれ!黙っておけん!」みたいなことがあったので書きたい。

中小企業や個人事業でHPやブログを持っているけど、基本のキで失敗しているケースが意外に多く、先日もそんな人を目撃してしまったのだ。
僕なりの最低限の改善提案まで書いておきたい。

一体、どこに書いてあるんだよ!

先日、facebookを見ていて、個人事業の女性の方の投稿が目に入った。

その方(Aさん・セラピー系事業)とは数年前に何度かお会いしてお話ししたことがあった。
で、Aさんがそのさらにお知り合いBさん(飲食系事業・僕は面識なし)の投稿をシェアしていた。

AさんとBさんは別業種なんだけどどうやら最近一緒にオフィス?サロン?を借りたらしい。
そして近々「Bさんがその場所とは別の場所を借りて、ヘルシーなランチを提供するから皆さん来てね~」という告知だった。

僕は持病のため食事に気を使っているので、ヘルシーランチ的なワードとカフェランチ的な画像に興味を持った。
お、いいやん!と。

でもその投稿を見ても詳細がイマイチわからない。。。

Bさんの屋号が「●●弁当」となっていたのだが弁当屋さんってことは、この日その場で食べるのではなく持ち帰りなのか?
でも画像はランチプレートみたいになってるし…。

普段はそのサロンに行けばそれが食べられるのか?

いややっぱり持ち帰りの弁当屋さんなのか?

どんなメニューがいくらくらいなのか?

一日カフェが開かれる場所というのが、普段はお店かなにかの施設らしい。Aさんいわく「〇〇さん(店名らしきワード)で開催します~」って当たり前のように紹介されていたのだけど、どこか知らん!

住所があったから調べたけど何をやってるとこなのかもわからん。
ストリートビューまで見たけどやっぱりわからん。

うちから歩いて10分ほどの近所だけど全然知らん。一体、何屋さんを目指して行けば良いのだ?

そしてそもそもなぜ別業種のおふたりが同じ場所を借りたのだ?
普段はどんなサービスをしているのだ?

Aさんのシェア投稿だけでなく、元になったBさんの投稿を見てもわらかず。
さらにAさんとBさんの無料ブログを見つけて読んだけどわからず。

なにもかわわからん。
彼女たちがやろうとしていることがほぼわからん。
世の中のことすべてわからん。
自分にはこの世の中のことがなにもわからん。

そんな気分だ。
まさに情報難民…。
facebookとブログとgooglemapの間で行き場を無くして漂うのみ。

いやディスりたいわけではない。
むしろ興味を持っている。

でも知りたい情報がどこにも見当たらないのだ。

HP上でもお客さんをおもてなすこと

こういった基本的な最低限の情報の記載に失敗しているHPやブログはかなり多い。

別に、何万人、何十万人ものたくさんの人に知ってもらえるように必殺スーパーウルトラメガトンwebマーケティングうぉりゃーーーーー!!!!

って話しではない。
せめて興味を持ってくれた人にはわかりやすく自分の事業のことをお伝えしようよってことだ。

決して難しい話ではない。
例えば、あなたが飲食店を経営してて、お店に来たお客さんに向かって、

「当店、メニューはありますが、メニュー表は作っておりません。
何があるか予想して注文してください!

カレー?

やっておりませぇぇぇぇぇんんんん!

とか

「トイレですか?どこだと思います?」

…ガチャ…

やめてください!!!!

そこはスタッフの更衣室でぇぇぇぇぇぇぇす!」

とか言うのだろうか?
いや言わない。

飲食店に行ったらメニューやお水やおしぼりを「ください」と言わなくても持ってきてくれる。
セルフのお店ならどこに取りに行けば良いかわかりやすい。

お客さんが欲しいと思うものを、言われる前に出す。
お客さんがあれこれ探さなくて良いように分かりやすく場所を示しておく。
これはHPやブログでの情報発信においても基本のキだ。

どんなお店か気になった人は「ここはどんなお店なのかな~?」と詳しく知りたいと思う。
それにHPで最低限、情報の準備=情報の記載ができていれば良い。

失敗パターン1:HPの中身はスキルがいらない、という勘違い

こういった、欲しい情報がない、見つけられないHPやブログは、決まって自社(自分)でHPやブログを制作している中小企業や個人事業主だ。
(たまにプロが作ってそうなHPで見かけることがあって、絶望的な気持ちになるけど…)

最近では簡単に低コスト(無料)でHPやブログが作れるし、無料サービスでもデザインやプログラミングのスキルが無くてもプロっぽく作れる。
だから中身を自分で考えたら良いだろうと思って、自社制作するのだと思う。

でもひとつ言いたいのは、Web制作のプロがプロである理由。
それはデザインやプログラミングができるだけではなく、HPやブログの中身に対してもプロフェッショナルだからなのだ。

むしろHPの本質は中身である。
一番肝心な、情報を整理し伝えるところが素人仕事ではそりゃお客さんにとって、欲しい情報が得られるHPやブログにはならないのである。

中身くらい自分で考えたら良いや~は失敗の元となりやすい。

以前にはアメブロを使ってる人はカスタマイズ系の本を読んでる人が本当多かった。(自分調べ)
こういうの。

でもこれはあくまで外側の話。
中身に関しては、こういうの↓を参考にしてほしい。実際に僕も何回も読んだけど、基本のHPはここから始めるのが良い。

失敗パターン2:ブログやSNSを使ってたらHPは重要でない、という勘違い

webの相談にのったりすると「ブログやSNSで発信しているからHPはまぁとりあえずあれば良いかな」とか「無くても良いかな」と考えている人も多い。

けど基本的には、それぞれ全く別の役割であってどれかがあれば、どれかはなくても良い、というものではない。

例えば定食屋に行って店員に

「白ご飯かおかず、どっちにします?」

って聞かれたら、

「おいおい、どっちもや!

どっちかしかない定食はもはや定食ちゃうで!」

と、関西人でなくても盛大につっこむべき事案である。一方で

「白ご飯ですか?十六穀米ですか?」

のチョイスなら迷わず「私は健康意識してますから」というドヤ顔で

「十六穀米でッ」

だ。

白ご飯とおかずはどちらかを選ぶものではなく、セットで出てこないと意味がない。

それと同様にブログ、SNS、HPもそもそも別の役割のものであり、セットで運営してこそ、ひとつのWeb発信定食のできあがりである。

あなたが女子高生で、いいね!がほしいだけならinstagramだけやれば良いけど、事業をしていてお客さんを集めたいなら基本的にブログもSNSもHPもだ。

基本のキ1:基本情報を見つけやすいようにしておくこと

具体的にどのように改善していくか。
最近であればwordpressやjimdoのようにHPとブログの機能ががっちゃんこしているものも多いため、わざわざHPとブログを別のシステムで作る必要もない。
むしろ一緒で良い。

そうしたシステムを使うのであれば、ブログ投稿とは別の固定ページにしっかりと基本情報を記載しておくこと。
HPがないのであれば、そうした無料HPサービスを使って記載しておくこと。

その点で言うと、アメブロなどの無料ブログを使う人の中には、ブログをHPっぽく見せる工夫をしている人も多い。
(上で紹介したカスタマイズ本などを参考にしてだろう)
ブログ記事のカテゴリー表示を、いわゆるHPのメニューぽく見せていたり、カスタマイズしてメニュー表示を作ったり、まぁ最低限許せなくはない。
(そもそも無料ブログを使うことはおすすめしないのだけど)

「この人、どんな人だろう」
「どんなサービスだろう」

など疑問を持ったお客さんが

「あ、ここに情報がありそうかな~」とすぐに探しだせる導線が確保されているかどうか。

あれがあるのとないのとでは、基本情報(会社概要、自己紹介、アクセスなど)を探すのに本当に時間がかかってしまう。

SNSの投稿も同じで、できればワンクリックで基本情報がどこにあるのか見つけられるような、わかりやすい導線を確保すべし。
SNSで何か告知したいなら、HPのURLをSNSの投稿に貼って、気になった人がすぐに見てもらえるようにしておくこと。

基本のキ2:そもそもの基本情報をわかりやすく伝えること

とはいえ基本情報のページがあったりしてもいかんせんわかりにくい伝え方ができていない。
自分にとってはあたりまえのことも、お客さんからしたらわからん。

例えば地図はgoogleマップで表示されているか?
住所だけしか表示してなかったら、お客さんが場所を確認する際に、コピーして、地図アプリ開いて、貼り付けて、検索して、と手間をかけさせてしまう。

小料理屋に入る時にのれんを5個くぐらないと入れなかったらめちゃくちゃめんどくさいと誰しも感じる。

のれんはひとつだけで良いし、場所を調べるのは、住所の記載に加えて、googlemapの埋め込みが必須だ。
迷いやすい場所なら写真を使って迷いやすいところを案内するとベスト。

それから、一体何屋さんなのかを、自分の常識的な表現ではなく、読み手のわかる表現で記載すること。
最初に紹介した例だと、宅配弁当なのか、イートインのある弁当なのか、お持ち帰り弁当なのか、誰を対象にした弁当か、価格帯はどのくらいか、などなど記載されてると良い。
どのように利用するお店・商品なのかわからない場所に、人はわざわざ時間を作って出かけない。
よほど興味持たないと電話やメールなど問合せもせん。

ほんとはもっと書かなあかんことあるけど、キリがないのでおしまい。
要するに、見に来たお客さんにとって理解しやすいかどうか、を忘れたらあかん、と、自分本位のブログを書き散らかしてしまっている自分が言うのもどうかと思う。
その自覚は、ある。

どうしたらお客さんに必要なことが伝わるHPを作れるんや?

デザインや構築など技術的なことはできないけど、中身を考えることなら自分でもできると思ったら落とし穴にはまる。

せめて人に見てもらおう

HPにお金をかけたくないのはわかる。
自分で作るならせめて人に見てもらおう。

自分が同じような買い物をするときを考えよう

他のお店のHPを見て買い物したり、お出かけする前の下調べに使ったりすると思うが、その際に「このサイトわっかりにくいわ~」ってきっとあると思う。
それって何がわかりにくいのか考えよう。
そして人のふり見て我がふり直そう。


できれば、中身をしっかり作ってくれる制作会社にお願いした方が、結果的に安くつく上に、早く集客できる。
あなたが自分でPCとにらめっこして「こんな感じでブログやHPはいいやろ~」って言ってる間に、どんどんお客さんは「なんやようわからん…」と言って通り過ぎていってるのだ。
HPやブログにかける労力を、実際に対面するお客さんや商品サービスの向上に向けた方が良いんじゃないかと思ったり、思わなったり。

餅は餅屋、WebはWeb屋。



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