webマーケティングのノウハウを学んだ結果、ブログを書くのが楽しくなくなった人は私です


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ブログを作っておきながらいつもたいして書かない僕。
ガワだけ作ってなんとなく満足してしまう。

本当は書きたい。
ブログを書いて、そのブログで集客して事業を拡げてとずっと考えてきた。
けど手が動かないのだ。どうしたものかなぁともやもやして時間ばかり過ぎる。

「ブログを書けない」「続かない」人は自分の知り合いにも、たくさんいて人それぞれに理由が違う。

  • 時間が取れない。
  • 書くことがない。
  • 書いてるうちに何書いてるかわかんなくなる。

といった理由が多い。
僕はというと「書くことが楽しくない」のだ。

ちょっと待てと振り返る。
自分ってこんなに文章書けない人だったか?


学生の頃は楽しかった。

mixiやアメブロが流行っていた10数年前、大学生の頃だ。
自分もそのふたつを始めた。

友達に向けて、日々の生活の中で感じることを、気取ったおもしろエッセイ風に書いていた(今思うと恥ずかしい…)
どこにでもいる男子大学生が、今日こんなことありました的なお話し。
そこに役に立つ情報は何もない。ただ、おもしろく伝えられるように全精力をかけて仕上げ、投稿した。
2,3分ほどで読めるような短い記事を書くのに2,3時間かけた。
めっちゃ本気で書いた記事をうっかり「戻る」ボタンで消してしまって床に卒倒しそうになったことも時々あったw
もうアカウントを消してしまったため今はそれを読めない。今読んだら全身サブいぼ必至だろうな。

でも読んだ友達からは「おもしろい」とか「文章うまいね」と言ってもらえて、僕の鼻は伸びた。

「文章書くの、おもしろいわ~」

って気持ちに満たされた。
ただただ日常の中でネタを探し、誰に言われるでもなく、ただ「書くのが楽しい」「おもしろいって言われたい」そんなモチベーションだけで、書いている時は没頭した。


mixiやアメブロのブームは去った。
その後は日記程度のブログをたまに書いたりしていたが、病気になったり大学院に進学したり就職したりといった環境の変化の中で力を入れて書く機会は減った。

それから数年、紆余曲折を経て、Webの仕事についた。
自分がWebの仕事なんて!という高揚感を小脇に抱えて勉強をかんばった。
知れば知るほど面白くなった。

デザインのこと、コーディングのこと、SEOやSNSなどwebマーケティングのこと、コピーライティングにアクセス解析…

少しでもクライアントの役に立てるように。
少しでも仕事をゲッチューできるように。
そして売り上げを上げて、会社に貢献できるように。

本を読み、セミナーへ行き、自分でも夜な夜なサイトを立ち上げ実践し、
まさにノウハウを貪って(ムサボッテ)、スキルアップしてきた。

その結果、Webの仕事を始めて4年後には、基本的なことであれば新しく入ってきた人に教える立場になり、
クライアントのサイトでは希望通りお問合せの増加や集客増に繋げられるようになった。

ユーザー(閲覧者)のニーズを把握し、キーワードを調査し、コンテンツの質と量を意識してサイトを作った。
どんな文章や、どんなライティングテクニックを使えばもっと目標達成に近づけるのかについてもノウハウのインプットに励んだ。

これで自分のスキルをさらに上げて、仕事も増えて収入も増えてなんて道筋を描いたの。

だけど…

次第に仕事が楽しいと思えなくなった。
サイトを作ることも文章を書くことも楽しいと思えなくなった。
色んなことができるようになってきたのに、そこにある仕事の面白さはそこまで大きく感じなかった。

クライアントのサイトを作りたいと思う気持ちも小さくなってきた。


人のサイトに意欲が湧かないなら、自分のサイトやブログを作って、書きたいこと、作りたいサイトを作ろうと思った。
そして広告を貼って、お小遣いもいただいちゃうことを狙った。
いわゆるアフィリエイトに挑戦した。

基本的なWebノウハウはある。
上位表示できそうなキーワードを狙って、自分の書けそうなテーマを狙い制作した。

ガツッと制作してそこから月に数万円くらいの収益が上がるようになった。
最初売り上げが上がった時はめちゃくちゃテンション上がり、トップアフィリエイターの足元には及ばないけど、自信もより深まった。
よし、これからはクライアントのサイトよりも、自分で作ってアフィリエイトしよう。

・・・

ぜーんぜん続かなかった。やっぱり楽しくなかった。

アイデアは浮かぶ。
多少のお小遣い稼ぎをするくらいのサイト案はいっぱい浮かんだ。
でもそれを実現するために必要な作業を実際やるか?となると、やらない。
それに時間を使いたい、という気持ちにならなかった。

過去にブログを書いていた時は、自然とパソコンに向かっていた。
気づいたら寝る時間やご飯の時間を削ってでもパソコンを開け、ブログを書いていたのに。
でも今は、「やらないと…」「今日もできひんかったなぁ」「今日はやらないとなぁ」の無限ループ。

 


そこからまた2、3年ほどのらりくらりと、仕事をしながら、たまーに自分のサイトを更新して、まぁ要するに足踏み状態だった。
その間にフリーになって仕事に重心を置いた期間もあったけど、やっぱり仕事でサイトを制作することにおもしろさよりしんどさが大きくなった。
かといって自分のサイトを更新も新規制作もしない。

どちらもが中途半端。

文章にするとたった数行のもやもやも、実際の感覚にすると情けないくらいに長い期間だ。

僕は完全に行き詰った。
何がしたいんだろう…。

webの仕事をし始めた時は一瞬「天職かも?」なんて思ったりもしたけれど、ありゃなんだったんだ?
今の自分にはその気持ちはない。おもしろい!と思う瞬間は時々あるけど、それが続かない。

あいかわらず、Webのことは好きだ。
でもそのために手を動かそうとしたとき、学生時代のような、没頭してパソコンに向き合う情熱は今の自分には出てこなかった。


そうだ、と7年ほど前にもブログを書いていたことを思い出した。
それはフリーターになり職業訓練に通っていた頃、そこで知り合った人たちとブログをそれぞれ立ち上げ、交換日記じゃないけど、お互いの日常感じたことを書きあっていたものだった。
その時のアメブロがまだ残っていたので久々に読んだ。

7年前の自分のブログはというと、当然SEOもコピーライティングもなーんにも知らないど素人が書いている、学生時代と変わらない日記程度のものにすぎなかった。
でも、今の僕には明らかにない爽やかな読了感があり、良い意味で「こんなの書いてたのか。。。」と思った。

ノウハウも何も知らないのに、今の僕とは違う文章だった。

体験から来る伝えたい気持ちを言葉にしていた

7年前の自分は、自分が足を運びそこで見聞きし、感じたことをベースにブログを書くことを始めていた。
自分が体験したことから、「これ伝えたいな」という気持ちが湧いてきて初めて書く。
湧かなかったら書かないのだけど、そういう感度を高くして生活していたからなのか、そこまで書くことがない、ということで困ったことはなかったように思う。

一方、現在の自分はどうか。

「集客できそうか?」「相手が知りたいことは何か?」

おおかたそんな問いから書くことが常だ。
自分の「伝えたい気持ち」で書くこともないわけではないけど、それよりも大きい存在としてデーンと上の2つの意識が見張っている感じ。
この2つの審査をパスしなければ「書く」には移れない。
これらは確かに大切なことなんだけど、自分の中であまりに存在を大きくしすぎたのかもしれない。

自分と違う意見や考えを恐れずに価値観を発信していた

7年前の自分は決して尖った主張をしていたわけではないけど、「自分はこう思う」「自分はこういうことを大切にしたい」という価値観を文章に落とし込んでいた。

今の自分は違う意見の人から何か言われるのではないか、そういう考えの人なんだ~と評価されるのではないか、という頭が先にしてしまい、躊躇してしまう。
要するに批判を恐れてしまっている。(自意識過剰すぎるとは思うんだけどどうしても…)

そのため、書くことは「意見」「価値観」「メッセージ」ではなく、単なる「情報」良くて「感想」だ。
「情報」って言わば、自分で無くても書けるようなものだったりする。
ある種、取扱説明書的で、その情報を必要としている人にとっては確かに有益だが、心を動かすものではない。
取扱説明書に、書き手の個性はない。

今の自分はそんな文章だ。

具体的な〇〇さんが読んでくれることをイメージして書いていた

7年前の自分は、読み手といっても一緒にブログを立ち上げた知り合いを意識して書いていた。その人に伝わるように、喜んでもらえるようにという気持ちから書いた。
上の取扱説明書と異なり、手紙のようなものだったのかもしれない。
読んでくれるであろう相手に届きやすそうな言葉や表現を選んだ。

当時の記事を読んだ人は「とても引き込まれた」「続きが気になる」とコメントをくれた人もいて、あぁ伝わったんだなと思った。


どれもが今の僕にはないポイントを押さえて書かれた文章だった。
さっきも書いたけど、そこにSEOやコピーライティングといった要素は何もない。

でも人に伝わる文章だった。
自分はWebのノウハウをたくさん手にした代わりに、自分の素直な気持ちを、伝えたいと思って伝える術を失ってしまっていたことに気づいた。

よく言えば魔女の宅急便のキキみたいだ。
キキは空を飛ぶ魔法が使えたのに、色んな出会いや経験の中で魔法が使えなくなる。
まさにあんな感じ!と自分では思っている。

自分も以前は、時に素直な文章で、時におもしろい表現で伝えたいことを伝えられていたのに。
そうしたものの上に、人から聞いたノウハウを上塗りしてしまっていった。

より検索順位が上位に表示されるように。
よりクリックされるように。
より売れるように。

ユーザーと検索エンジンに頭をめぐらせて、自分の「書きたい、伝えたい」気持ちに耳を傾けることは全くなかった。
売れる文章が自分の書きたい文章だと勘違いしていた。

中にはそれができる人もいる。
売れる文章を書くことが心から楽しくて、そこに没頭できるタイプの人。本当にすごいと思うけど、自分はそうではないことをやっとわかった。

自分はそれにとらわれすぎてしまって、ガス欠を起こした。


自分の「伝えたい、書きたい」という気持ちから始めること。
頭で書きはじめるのではなく、心が動くことをスタートに書きはじめること。

今回の文章もほんとクソみたいな、誰に何かが伝わるものでもない文章だってことは分かっているのだけど、しいて言うなら「ノウハウに溺れて書きたい気持ちを失ってしまった自分自身」に伝えたい、という気持ちをもとにつらつらと書いた。

さぁ、再出発しよう。
あの頃のような没頭してしまうくらい楽しい「書く」を取り戻すために。
(うわぁ、ポエム気取ってるわwww)

要するに↓こういうこと。



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